こんにちは。岡山エーミングセンターのボデーショップ林です。
前回までは、当社がエーミングを開始した2018年から使ってきたターゲット(SST)を貼り付けるためのスタンドをご紹介してきました。
今回は、改善改善を重ねてきて、たどり着いた、現在使用している【4代目】をご紹介したいと思います。
SSTを正確な位置に設置するために欠かせないのが、スタンドの直角。
全ての個所が、直角で、垂直に稼働する事が、簡単にターゲットを設置できる要だと思いました。
そこで、YouTubeやら、web検索やらを重ね、アルミのフレームなら、直角も簡単に取れるんじゃないかってことで、2020年末から4代目の開発が始まりました。
サイトから3DCADのソフトをダウンロードして設計に入ります。
初めての3DCADでしたが、妄想を大きく膨らませながら形にしていきました。
はじめはこんな感じで、とりあえず使えそうな、ブラケットやフレームを無理やりくっつけて(笑)発注に漕ぎつけました。
今思えば、使わなかった部品も多かったですねー。(悲)
ずいぶん改良を重ねて、今現在(2021年3月)はこんな形になりました。
簡単で、早いセット方法も、もちろん考えて制作していますが、その辺りは、またご紹介できればと思います。
フレームを自作することによって、ダイハツの巨大なSSTにも対応可能になりましたよ。
また、軸が回転するため、設置した全てのターゲットの左右の高さも調整可能です。
現在販売されているターゲットスタンドは、とっても便利そうなんですが、当社にとって価格が…
続々出てくる新SSTにも早く対応したいので、自作しちゃいました。
まだまだ高さ調整など、改善したいところは山ほどあるんですが、とりあえず不自由なく使えています。
「4代目」エーミングスタンドは、カメラエーミング専用です。
岡山エーミングセンターのボデーショップ林は、他にもミリ波レーダー・ソナー・パノラミックビューモニター・bsmの角度計測など、多くのエーミングに対応しています。
お気軽にお問合せくださいね。
この記事が、「自作派」の方々に少しでも参考になれば幸いです。