体に優しい!水性塗料
ボデーショップ林では、環境に優しい塗料関西ペイントの水性塗料を使用しています。
水性塗料は、労働安全衛生法と有機則(有機溶剤中毒予防規則)に該当しない自動車補修用塗料です。ヨーロッパでは、VOCの規制があり、水性塗料が普及していますが、日本ではまだわずか…
材料コストが高く、乾燥時間もかかるので作業性もよくありません。ディーラーさんでも、今までの溶剤塗料と水性塗料の併用で施工されてますし、水性塗料100%使用率の工場は本当に少ないんです。
有機溶剤は中毒性があり、身体にも悪影響を及ぼします。特にエチルベンゼンやキシレンが含まれていると、有機溶剤の健康診断結果を法律で30年保管が義務図けられているほどです。
当社が使用している関西ペイントの水性塗料は、エチルベンゼン・キシレンフリーはもちろん。有機則にも対応した水性塗料です。
一部、塗料以外にも有機溶剤を使用していますので、全塗装スタッフの、年2回の有機溶剤検診は欠かせませんが、当社は大切なスタッフの負担をを最大限に減らす努力をしています。
水性クリヤーを施工してみた!
いくら水性塗料を使用してるからって言っても、当社でも一番上に塗装する透明なクリヤーだけは、溶剤(シンナー)が入っていました。(作業性、乾燥時間もいいので、欠かせませんでした。)
今回、関西ペイントから発売されたという、水性クリアーを施工してみました。「関西ペイントの自信作です!」って販売店さんは言ってましたが、どうでしょう?
結果発表!
スプレー塗装の作業性は、水性塗料と変わりません。が、乾燥が遅い!
おっきなドライヤーで熱風をあてて乾かすのですが、いつのも倍以上かかってしまいます。(涙)
ある程度熱風を掛けた後、結局塗装ブースで熱をかけて乾燥。翌朝に更に赤外線で追い打ち乾燥しました。光熱費がとっても心配です。(;^ω^)
実はこの施工した車は、当社の代車。(お客様のお車にいきなりは…チョット)
気になる仕上がり具合ですが、品質はバッチリです!。ツヤ、肌共にいい感じです。お客様のお車に施工しても問題ない状態だと思います。
このまま代車として利用して、経過観察してみたいと思います。このお車をおお出しさせて頂いたお客様は確認してみてくださいね。
また、機会があればチャレンジしようと思います。