最近、360°モニターの装着車が増えてきましたねー。
360°モニターを装備されているお客様のお車を、工場内で移動する時にも、大変重宝しています。(床面のバケツなどひっかけないようにw)
今回は、同業者様よりバンパー交換で修理したマツダデミオの360°の映像にズレがあるので、調整してほしいとのご依頼です。
早速、駐車場でズレ量をチェック!修理書には、幅15cmくらいの白線を設置ってありますが、駐車場の白線でチェックした方が手っ取り早いです。!
なるほど…フロントとサイドに映っている白線に、大きなズレが確認できました。
このお車は、フロントバンパー交換をしていて、バンパーについているフロント側のカメラの調整が必要になりますね。
調整(エーミング)には、専用の黒い丸があるターゲットを使用します。
床面の指定された位置に正確にターゲットを配置し、スキャンツールで強制的に「よそ見するんじゃない。ここ見なさいよ!」って教え込みます。
すると、クルマが嫌がったのか、反抗心からなのかわかりませんが、「左側もあっとらんよって」岡山弁でサインを出してきました。
うーん手強いやつめ!
左のドアミラーにあるカメラ君にも、教えてあげることになりました。
サイドにも黒丸ターゲットを設置して、これでどうだ!
こんな格闘しながら、結果発表!
すこーしズレがありますが、かなり改善されていると思います。
今回は、これが限界なのかなぁ?
他メーカーの判定基準では、白線が半分以上ズレていたら調整が必要って車種もありますから、なんかすっきりしませんが、これで終了です。
360°カメラの校正も、徐々に良くなってくることを期待して、今回はこの辺で。