我社のエーミングターゲットスタンド(ターゲットボード)制作の歴史①

エーミング

こんにちはー。岡山エーミングセンターのボデーショップ林です。

4月で、特定整備認証が始まり1年が経過しましたね。

先月までで、全国で約6,000件超の特定整備認証取得があったと報道されましたが、この記事を見てくださっている業者さんはいかがでしょうか?

整備認証工場は、約90,000工場あるっていわれてますから、まだまだ少ないように思われます。

岡山エーミングセンターのボデーショップ林では、2018年初旬から、エーミングを開始しましたが、最初は本当に手探り状態でした。

今では、かっこいい効率的なエーミング・ターゲットスタンドが発売されていますが、なかなか高価なため、導入はまだまだ躊躇されている方も多いと思います。

今回は、当社のフロントカメラ用・エーミングターゲットスタンドを制作してきた歴史を書いていこうと思います。(自信作の最新4代目は、後日UPしますね)

少しでも参考になればいいなーって思います。

改めて見て、笑っちゃいますけど、初挑戦は、ニッサンのバンでした。

修理書通り、正方形を白黒12枚作り、厚紙に貼り付けてターゲットを作成。

それを部品カートに結束バンドで固定したコンパネに貼り付けて実施しました。

可動式のホワイトボードなんか、もってなかったですし、移動させる為のキャスター付の台って考えた結果、こんな風になりました(笑)

コンパネは重いし中心位置を決めたら動かせませんから、ターゲットを所定の位置に正確に貼り付けることが、とっても難しかったです。

何回も何回も測りながら、設置したのを今でも覚えています。

結束バンドで固定したコンパネですから、途中でずれたりなんかして… 

せっかく正確に設置できたターゲットでしたが、いざエーミングを開始してみると、できませんでした。

スキャンツールが対応していなかったんです。(悲しい)

あらかじめ、スキャンツールをつないで確認すればよかったと反省しました。

結局、その時は、ニッサンさんにお願いました。

当時、今ほど情報もなく、チャレンジ精神だけで乗り切ろうとしたんですねー。

このコンパネは、今でも当社の遺産として大切に保管していますよー。

次回は、この経験から少しだけ進歩したターゲットスタンドをつくった話をさせて頂きます。

よろしければ、続きもみてくださいねー。