エーミング(アイサイトカメラの校正)作業
4輪アライメント調整後にアイサイト(カメラ)のエーミングにかかります。
写真のように、”でっかい2次元バーコード”のような専用ターゲットをボードに張り付け、ボードの中心が車の中心線上の決められた距離・高さに垂直に設置します。このターゲット設置作業がエーミング作業の80%を占めます。設置位置が正しくないと、カメラがよそ見したまま、走行してしまいます。最悪の場合は緊急ブレーキがかからなかったり、不要な時に突然ブレーキがかかったり… 危険です。
そして、コンピューター(スキャンツール)を車に接続し、ここを覚えろ!って登録をします。(エーミング:校正)
エーミングがおわったら、この車は走行エーミングをします。決められた速度で白線のある道路を決められた時間走り、最後にコンピューターに接続して完了を確認します。
ここ大切!
このお車は、フロントガラスを脱着または交換していないお車です。なぜフロントガラスにあるアイサイトをエーミングする必要があるの?って保険会社の方からも質問がありました。
修理書を確認すると、「軽衝突でもフロントカメラの軸ずれが発生する可能性がある為… 警告灯が表示されていなくても、フロントカメラの調整を行うこと」との記載があります。
足回りとボデーの損傷があったこのお車は、当社のフロントマンは、エーミングが必要と判断いたしました。
我々車体整備業界では、”勘と経験と見た目で勝負”ってほとんどの業者さんが修理されているのが現状です。これらの先進技術が搭載されているクルマは、それだけでは安全に走ることはできません。しっかりとした設備と技術+知識が無ければ、お客様に本当の安全はご提供できないんです。
業者さまもお気軽にご利用ください。
岡山エーミングセンターでは、各国産メーカーの3次元ボデー計測・4輪アライメント計測・エイミングを実施しています。
①修理後のボデー計測で、車体寸法があっているか
②4輪アライメント計測で、タイヤの位置は基準値内にあるか
③修理書に沿った純正ターゲットで確実にエーミング。
お客様に安全をご提供するためにも、お気軽にご利用頂ければと思います。