今日は、ハイエースのミリ波レーダーのエーミングを実施しました。
ラジエターグリルの脱着に伴い、グリルについているレーダーの照射位置の校正が必要になります。
「取って付けただけでは狂ってない」でしょなんて考えてたら大間違い。
照射角度が狂っていたら、自動ブレーキの誤作動につながりますので、ここはしっかりレーザーのずれ量を計測し、正しく補正しなくちゃです。
クルマの中心線を計測し、中心線上の所定の位置に、左の写真のターゲットを設置。
三角形(リフレクター)のターゲット高さを規定値に合わせてます。
クルマにスキャンツール(コンピューター)を接続。
「このターゲットを見てますかー」って検査をします。(光軸角度のずれ量を測定)
水平方向に 右0.5度
垂直方向に 上0.3度
わずかにずれていました。 繊細なんです。
その後、エーミングをして、完了です。
レーダーのエーミングは、今年の4月から特定整備認証という、国の許可が必要になりました。
更に、レーダーの付いているグリルやバンパーの脱着も対象です。
次世代車の安全な修理。とっても大切ですよー。